2011年10月7日金曜日

どっどど どどうど

どっどど どどうど どどうど どどう

青いくるみも吹きとばせ

すっぱいかりんも吹きとばせ

どっどど どどうど どどうど どどう

(宮澤賢治「風の又三郎」)


このところ毎日、お客様がクリ拾いを楽しまれている駐車場の栗の木。

今日は朝から強風の本寺、青いイガグリもどんどん吹き飛ばされています。
大人がようやく抱えられるくらいの大きな枝葉もドサリと落されていました。

自動ドアが風で開いて、館内に葉っぱが舞い込み、産直当番のお母さんは掃き掃除に大わらわ。

館内にいても、地面をすくい、行く方すべての物をさらっていくぞ!といわんばかりの低いうなり声にドキリとしてしまいます。
今日の風は「ヒューヒュー」でも「ビュービュー」でもなく、風の又三郎の「どっどど どどうど」がぴったりです。

やはりこの時期は強い風の吹く本寺ですが「イグネ」(屋敷林)のあるお宅はしっかりと守られ、地域づくり協力隊の斎藤さんもその効果に驚いたそうです。







強い風と天気雨の向こうに、こんなすてきなものも。




そして、今日の食堂ではこんな秋らしいサービスがありました。









2011年10月2日日曜日

骨寺村荘園 稲刈り体験交流会

今日は本寺地区の恒例行事、『骨寺村荘園 稲刈り体験交流会』が開催されました。


例年よりも一週間ほど早い開催となった今年は、心配していた放射能汚染も確認されず、安心して稲刈りに臨むことができました。

今年も全国各地から荘園オーナーさんをはじめ、約160人が一堂に会し盛大に開催することができました。

本当に感謝です。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
例によって、中尊寺の大長寿院 菅原光中住職、光聴法嗣による御祈祷ではじまります。
 
そして、稲刈り開始です。
 
農業も機械化が進み、鎌で稲を刈る光景をみることは少なくなってきました。
 
ましてや、こういった野良着を着ることも貴重な体験ですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
毎年参加してくださる本寺小学校のみなさんも、一生懸命に稲を刈ります。
 
なかなか手際よく刈り取る子もいましたよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
天候にもほぼ恵まれ、作業も順調に進むことができました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
刈り取った稲は、ほんにょに積みます。
 
ほんにょが立ってる田んぼも、だんだん減ってきましたね。
 
これもなかなか経験できないことと思います。
 















作業が終わり、昼食は若神子亭の芝生でいただきました。

メニューはもち料理。

働いたあとなだけに、おかわりもいっぱい出ました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そしてアトラクションとして、本寺中学校の生徒さんたちによる神楽が披露されました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
躍動感にあふれて、かっこよかったですよ!
 
青空のもと、大きな拍手が湧き起こりました。
 
 
その後閉会となり、希望者の皆さんは荘園めぐりへと向かいました。
 
参加いただきました皆様、本当にお疲れさまでした。
 
そして、ありがとうございます。