駒形根神社を背にして臨む、田園風景。本寺川をはさんで、黄金色の稲穂が広がっていきます。ところどころに”ほんにょう”も並んでいるのが見えます。
秋の色が深まりゆくこの頃、涼風が吹き抜ける駒形根神社を少しだけご案内いたします。
石段を登り切りあたりを見回すと、まず目が行くのは左側の巨大な石碑群ではないでしょうか。
石というよりは「岩」。その大きさとどしりとした佇まいに畏怖心を感じるほどです。
木々の間を抜けた日光が、歴史を刻んできた肌に暖かな日だまりをつくっています。
石碑群の背後には杉林が広がります。
しんとした空間に涼しい風が吹くと、枝葉の立てる音だけが静かに通り過ぎていきます。
本堂の右側にある、馬頭観音の神馬像。優しげに風に吹かれていました。
神馬像から荘園遺跡の方へ振り返ると、一面の秋の田です。
この場所からの眺めは、「陸奥国骨寺村絵図」を西から臨む形になります。少し石段を登っただけで、目に映る黄金色の分量がぐっと増えます。
駒形根神社には駐車場がありますので、そこに車を停めて本寺川沿いを散歩するのもお勧めです。
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